Safariから(webクリップを使わないで)webページをEvernoteに取り込む方法
Evernoteの特徴的な機能は、webページのスクラップ帳を作ることではないでしょうか。macの標準ブラウザ、SafariにもEvernoteのwebクリッパープラグインを組み込むことができます。僕もなるほどと思ったページをwebクリップしていたこともあります。でも、それをもう一度読み返すという事はめったにありません。関連するノートに表示されるのは情報収集の手段としてとても有用だと思いますが。実際のところ、気になったwebページを読むにはもう一度検索してブラウザで読むということがほとんどです。
webページをまた読むのでは画像やリンクそして文章など、webページの情報を活用できないという欠点もありますが、情報を活用するにはwebクリップは使いにくい面もあります。レイアウトやフォントまで忠実に取り組むことが、情報の活用という面ではノイズとなります。
Safariからwebクリッパーを使わずにwebページを簡潔に取り組む方法を見つけたので、紹介します。webページを、とても簡単に一瞬でEvernoteのノートにすることができます。
(1)Safariのメニューから「環境設定…」を選びます。
(2)「詳細」タブを開きます。
ここで、「メニューバーに”開発”メニューを表示」を
チェックします。
これで、Safariメニューバーのブックマークとウィンドウの間に「開発」というメニューが表示されるようになります。
(3)Webページを表示させた後、この「開発」メニューから、
「ページをこのアプリケーションで開く」→「Evernote.app」を選びます。
(なお、MendeleyとPapers2は研究論文を整理・活用するアプリケーションです)
すると、すぐに(webクリッパよりずっと短時間で)Evernoteノートが作成されます。
フレームが外され、シンプルで軽い(たぶん)xhtmlファイルになります。
Evernote上でこれを画像、リンク、文章を切り貼りして様々な活用ができると思います。
ブログ記事の画像の修正や、ブログ記事のリスト作成に便利だなと思いました。
なお、開発メニューの表示は他にもたくさんの便利な機能を提供します。
たとえば、ページのソースを表示を選ぶと、webページのhtmlソースが表示されます