Basic Grammar In Useで中1生の英語の勉強
妻の指示により中学1年の次男に英語の勉強をさせ始めたところです。
教材はCambridge University PressのBasic Grammar In Useを使う事にしました。
洋書ですが、大変評価の高い、初級の英文法参考書・問題集です。
- 作者: Raymond Murphy,William R. Smalzer
- 出版社/メーカー: Cambridge University Press
- 発売日: 2010/09/20
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取り扱う文法事項はBe動詞に始まり、現在進行形 、現在完了、受動態、助動詞、疑問詞、間接話法、代名詞、冠詞、語順、前置詞とほぼ中学校英語レベルです。
見開き2ページで1Unitになっており、左に解説、右に練習問題という構成になっています。Unit 116までありますので、1日1ページやるとしても4ヶ月かかります。
次男は幼稚園児の頃、アメリカに1年滞在して現地の学校に通っていました。クラスの人気者にもなり、家族で一番現地になじんでいたのにも関わらず、全く英語を覚えていませんでした。簡単な児童書なら普通に読めるようになっていた長男との違いは、やはり幼稚園児は字を勉強しないためでしょう。
公文などでの勉強により、先日受けた英検四級の試験では何とか合格点が取れるレベルです。しかし、兄への対抗意識から意欲だけは十分あります。
中学校での定期試験(内申点)対策もしつつ、英語のセンスも身につけたい。
と考え、選んだのがこの教材でした。
日本語で英語を勉強するのは、英語力をつける妨げになると考えています。
中学校での日本語での英語は勉強させるのは避けて通れないので、家では少しでも
英語で英語を学ばせねば。
左側の解説ページは最小限の文法用語しか使っていませんが、イラストや図と豊富な例文を使った、頭にすっと入ってくる説明があります。
↓これが現在進行形と現在形の違いを説明した解説ページです。
現在進行形は中学1年で習う事項ですが、例の単語にはmean、depend、preferなど高校レベル(でも日常会話に必要な)単語が出て来ます。
しかし、現在形と現在進行形の違いをちゃんと理解するには必要です。
本の中に、unit 1から始めて順にやっていくという使い方はするなと書いてあります。
unit1からかなり難易が高く、Be動詞の勉強をするのに中3レベルの文法力が必要です。
練習問題は実際に使われる自然な英語が身につくようになっています。今日、次男はWhy are you looking at me?を気に入ったようで猫に向かって叫んでました。
イラストも豊富で楽しんで練習できます。
問題の数が多く、やっているうちに自然と英語が身につくように感じます。
問題は書き込み欄の高さが低く(5mmくらい)、紙質もツルツルしているので、中1生がシャーペンで書き込むには少々つらいです。
複合機プリンタでスキャンし、トリミングしてPagesに貼って拡大してから印刷して使っています。
英会話が苦手な僕にとっても良い勉強になります。
文法力、語彙力がある人なら、書き込まずに声に出して練習するとスピーキングの練習になるのではないかと思います。