namjun's blog

”研究で一番大事な事は工夫すること”

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授業中に居眠りしている生徒がゼロになるアプリを見つけた

学校の授業では、生徒を指名して、質問を振ったり、黒板に出て問題を解かせたり、教科書を読ませたりします。誰を当てるか、先生としては意外に難しいところです。

授業に関心を持ってもらうため、学習意欲の低い生徒に当てる?

→ダメな奴とレッテル貼りされてると、傷つくかもしれません。
 
難しい質問は、答えられそうな優秀な学生に当てる?
→他の生徒はやっぱりあいつかあ、俺も分かったのに、と思うかもしれません。
 
じゃあ、適当に目があった生徒に当てる?
→何で俺が当たったんだろう?あれがばれたか?気になって勉強どころじゃなくなるかもしれません。
 
席の並び順や出席番号順に当てるのはどうでしょう?
→自分の番を数えて、当たるはずの問題しか見ません。
もっと悪いのは、自分の番が終わると安心して休憩してしまう(居眠りとも言う)ことです。
 
今日は13日だから、13番の人、答えて!
→これの欠点は、ありふれていることです。
他の先生もこれをやったら、13番の生徒にとって、13日は何て日だ!ということになります。
32番以降があることを考えて、13番の後、23番、33番と当てると、出席番号順に当てるのと同じ問題が生じてきます。
 
そんな全国の先生方に普遍的(笑)な悩みを解決する方法があります。
 
乱数表アプリを使うことです。
 
僕が使っているのはRamdom! (あれっ?乱数発生器!になっているけど)

 

乱数発生器! (FREE)

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  • Ronald Bell
  • ユーティリティ
  • 無料

 

 
100までの数字を入力し、Ramdomボタンを押すと、その数字を上限にした数字が無作為に表示されます。
 
iPhone(iPadの方が良いですね)を見せ、これで決めるからと宣言して使います。
iPhone様の力か?生徒は「今日は13日だから、13番の人」法よりも素直に従います。
 
一度当てられた生徒が次の次にまた当たったり、10番台ばかり当たったりという、人間が「ランダムに」当てようとした場合にはあり得ない目が出る時もあり、ちょっと盛り上がったりもします。
 
どんな目が出るか、ドキドキ。居眠りしている生徒はいません。
 
1番の利点は、生徒がずっと気が抜けないという事です。
問題演習では集中力が上がった感触が確かにあります。