図解Flashcards Deluxe〜カードデータをパソコンで作成してアップロードする（３）Flashcards Deluxeのwebサイトから
Flashcards Deluxeでは暗記カードのデータはアプリから入力する以外に、パソコンで作成したデータをサーバーにアップロードするという方法があります。今回はFlashcards Deluxeのwebサイトへアップロードする方法をご紹介します。
（１）Excelなど表計算アプリケーションで表を作る
まずは、Excelなど表計算アプリケーションを立ち上げ、次のような表を作ります。
最初の行が見出し行になります。テキスト情報の見出し行はText 1〜５となります。Textと数字の間に半角スペースが入ります。
画像を入れる場合は Picture 1〜に見出しの列に画像のファイル名を入れます。画像ファイルは別途、作成しアップロードします。
Category 1にも品詞を入れました。あるカテゴリーだけ学んだり、択一問題の場合、あるカテゴリーだけから選択肢をつくるということができます。
（２）タブ区切りテキスト
Flashcards Deluxeが取り込むのはタブ区切りテキストです。タブ区切りテキストとは、項目がタブと改行で示された（書式設定などが無い）プレーンなテキストファイルのことです。
表計算アプリケーションで範囲を選択してコピーします。
（３）OrangeOrApple社のサーバを使う場合
ブラウザで次のURLを開きます。
真ん中のFlashcard Textにコピーした内容を貼り付けます。
そうすると、タブ区切りテキストとして貼り付けられます。
次にDeck Codeに任意の数字（半角）を入れます。スペースや記号は使えません。この数字はアプリからデータをダウンロードするのに必要ですので覚えておかなければいけません。
→アプリで適当に数字を入れてみると、他人の作ったデータがダウンロードされます。番号が重複すると上書きされると思われますので、すぐにダウンロードしないときは、あまり平凡な数字を使わない方が良いでしょう。
Deck Nameの入力は任意ですが、入力しておいたほうが良いでしょう。
画像（または音声）ファイルのアップデートは別のページから行います。
以下の注意事項が書いてあります。
・複数のデータZipファイルにまとめてアップロードできます。
・合計50MBを超えるファイルをアップロードしないで下さい（代わりにDropboxなどを使って下さい）。
・30MBを超えるファイルをアップロードするときは、自分の端末に移した後、ファイルを削除して下さい。
削除ページは以下のURLになります。
デッキコードを入力して削除します。デッキコードを間違わないようにしましょう。
カードデッキ一覧画面から、+ボタンをタップします。
Add Deck （デッキの追加）のうち、Private Deckを選びます。
Deck Codeをタップし、webで入力したデッキコードを入力します。
Download Cardsをタップします。
まず、テキストデータ、次に（画像へのリンクがあるときは）画像ファイルがダウンロードされます。
ダウンロードが終わると、カードデッキ一覧のリストに加わっています。デッキ名はテキストファイルのファイル名と同じになっています。
タップして、内容を追加します。
（この場合、画像ファイルをアップロードしていないので、？が表示されています）
【重要】
データの保存期間が決まっており、テキストデータは４０日間、画像・音声データは２０日間経過すると、データが削除されます。 以上のように、OrqngeOrApple社のサイトからアップロードする方法は、
・ファイルを作るという手順を省略できる
・webブラウザさえあればできる
という利点があります。
一方、
・テキストファイルそのものを見ることが出来ない
・削除される恐れがある
・保存期間が決まっている
という欠点があります。
