i手帳〜ライフログは過去ログが大事なので、i手帳はpdfとしてPCに送りましょう
「人生は一冊のノートにまとめなさい」でライフログについて著者の奥野氏が強調されていることは、過去のノートを振り返る事の大切さです。書くだけではなく、読み返すことにより体験を実のあるものにすることができる。また、楽しい記憶が喚起されるような充実したライフログを読み返すことで、より良いライフログをつけようとする意欲が湧き、ライフログで最も難しい継続性につながるということです。
ライフログをつけること自体に関しては紙のノートを使うのに対して、大きなアドバンテージがあるi手帳ですが、この読み返しという点は紙のノートに劣るということは否定できません。
通常の使用では、未来の予定を確認することはあっても、昨日のページでさえ見ることはほとんどありません。過去のページをみるのには月表示にしてから選んでというステップが必要だったり、表示にコンマ何秒かの時間がかかるという面倒さがあります。また大きなシートサイズを使っていると、一目で把握できません。
i手帳の過去ログをpdfとしてmacに送ることによって、この問題を解決しようとしましたので、その方法をご紹介します。
(1)pdfをメールで送る
i手帳のページはpdfとして保存し、メールで送ることができます。
送信ボタンを押し、

データ出力を選びます。


出力方法は「PDFを送信」を選びます。
出力形式はZipファイルではなくPDFファイルで良いでしょう
連続した複数の日のページを送ることができます。

出力ボタンを押すと、メール送信画面になります。
宛先をmac(PC)での自分のメールアドレスにして送信します。
他人に送らないようにしましょう (゚o゚;)

添付されたpdfをまとめてフォルダに管理し、印刷して綴じておくことにより、より多くの機会に過去のライフログを振り返ることができます。
(2)Evernoteとの連携
pdfのメール送り先をEvernote投稿アドレスにすれば、 i手帳以外の情報も含めてEvernoteにライフログを一元化することができます。
Evernoteのプレミアム会員になると、画像ファイル内の文字がOCRで文字認識されます。
したがって、Evernoteで検索すると、pdfで取り込んだi手帳の内容も検索することができます。
たとえば、「授業参観」で検索すると、

というふうに。手書き文字も検索にかかったことがあり、びっくりしました。
(3)pdfをまとめる
このようにしてi手帳をmac(PC)上でも読むことができるようになりますが、一枚一枚見るより、一週間あるいは一ヶ月分まとめて週報や月報を作る方が紙に近い感覚が得られます。一枚一枚のpdfはプレビューアプリを使って簡単にまとめることができます(macのみ)macプレビューで複数のpdfファイルをひとつのpdfにまとめる - namjun's blog。また、まとめた週報や月報はiBooksを使って管理すれば、iPhoneでの閲覧に便利でしょう。
Evernoteのノートブックもまとめることができますが、やり直しが効かないので、何枚ものノートブックをまとめるのは向いていないかなと思います。