よく使うpdfはmacアプリiBooksで整理するのがおすすめ
前回はmacのプレビューアプリで複数のpdfをひとつのpdfにまとめる方法について紹介しました。
macプレビューで複数のpdfファイルをひとつのpdfにまとめる - namjun's blog
こうして作ったpdfや、「自炊本」、あるいはwebからダウンロードしたマニュアルや、僕の仕事の場合は論文、メールで送りつけられる書類は、何回も見たり、読んだりすることが多く、わかりやすい場所に整理して保存しておきたいです。また、iPhoneやiPadでも見られる・読めると便利でしょう。
Evernote、DropboxあるいはKindleでもできますが、僕はこの目的のためにはMavericksからmac版アプリができたiBooksが最適ではないかと思っています。本来はAppleの電子書籍を読むアプリですが、macとiOSで同期できるpdfビューワーとしても、なかなかのアプリです。
pdfの保存
iBooksを立ち上げると、いきなりこのようなpdfのサムネールがわーっと出てくるウィンドウになりますが、pdfの追加はこのウィンドウにファイルをドラッグするだけです。
pdfを読むには、サムネイルをクリックするだけですが、閲覧はiBooksではなく、プレビューapp.で行われます。
pdfの編集
面倒なのはハイライトをつける等、pdfに手を加える時。プレビューapp.はiBooksのファイルを勝手に変更することは許されていないようで、ファイルのコピーが作られます。
これをどこかに保存し直さなくてはいけません。
iBooks上で修正したようにするには、3ステップ必要になります。
1. 手を加えたファイルをデスクトップに保存
2. 1.をiBooksにドラッグ
3. 元のファイルを削除
pdfの整理
iBooksに登録したpdfは「コレクション」として整理できます。
複数回に分けてスキャンした自炊本をまとめたり、研究論文、マニュアルといった種類毎に整理したり、用途別に整理することができます。
「コレクション」を選ぶと、左にコレクション一覧が出ます。
デフォルトでは、購入済み、ブック、PDFのコレクションがあります。
フォルダと同じで、各pdfファイルは「PDF」以外にひとつのコレクションにしか収納できません。
コレクションに追加するには、PDFコレクションからファイルを選び、ドラッグしてコレクションにドロップします。
新たなコレクションを作るには、ファイルを選び、右クリックして、「新規コレクション」を選びます。
コレクション一覧に新規コレクションが出ますので、コレクション名を入力します。
あるいは、コレクション一覧の下にある+ボタンを押します。
コレクションから削除するには、右クリックメニューから削除、あるいはdeleteキーを押します。
カテゴリと著者の編集
一つのファイルは一つのコレクションにしか属すことができないので、他の分類法が欲しいところです。
「著者」を選ぶと、著者別に表示できます。
「カテゴリ」はEpubファイルにしか適用されないようです。
リスト表示にすると、各ファイルの著者、カテゴリ、コレクションが表示されます。
pdfは著者情報があるものとないものがあります。
このリスト表示ウィンドウで著者を編集できると便利ですが、できません。
あくまで、iBooksは「見るため」のアプリのようです。
pdfの著者名の編集については別記事で書きます。
pdfをiOSのiBooksと同期する
「ブックを同期」をチェックします。
すべてのブックにしておけば、iTunesを開く必要はありません。
