namjun's blog

”研究で一番大事な事は工夫すること”

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YL5からの英語多読にお奨め、本家amazon.comで絶賛のChildren book、第10位〜第6位。あの定番も。

amazonのカスタマーレビューと星の数は本の購入に大変参考になります。最近では英語多読用の洋書もペーパーバック、kindleともamazon.co.jpで購入することが多いのですが、洋書のカスタマーレビューはとても少ないです。そんな時は本家amazon.comのサイトを見るようにしています。

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ブラウザのURL表示で、amazon.co.jp/dp/番号となっているところをamazon.com/dp/番号に変えるだけです。

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桁違いのレビュー数に驚きました。

 

多くの場合、レビュー数の多い本は★の数も多く、絶賛するレビューが並びます。そこで、「amazon.comでレビュー数の多い本のリストは名著リストになるのではないか?」と思いつきました。

 今回はChildren bookのうち、(当然英語ネイティブの)8歳〜12歳が対象のもののランキングを作成してみました。Childrenとはいえ、SSS式英語多読ではYL5〜7に相当するレベルです。このレベルになると大人でも十分に楽しめる内容となります。 レビューを書くのは大人が多いですので、子供向けだけど、大人が読んでもレビューを書きたくなるほど楽しめる、感銘を受ける本、または子供の頃読んだけど、深く影響を受けた名作ということになります。

細かく分かれたジャンル毎に100位までの売り上げランキングはありますが、カスタマーレビューの数のランキングは見つかりませんでした。そこで、売り上げランキングを丹念に調べて、カスタマーレビュー数の多いものをピックアップしました。販売ランキングとカスタマーレビュー数は必ずしも一致しません。実際、第5位は見逃すところでした。見逃しがあれば、ご指摘頂ければ幸いです。また、当然レビュー数の増加率に差があります。

 

今回は、10位から6位までを紹介します。

第10位 レビュー数:2879 評価平均:4.7

The Lion, the Witch and the Wardrobe: The Chronicles of Narnia (Book 2)

著者:C.S.Lewis 出版年:1950年

ジャンル:ファンタジー 

対象年齢:8歳・3年生以上

 

The Lion, the Witch and the Wardrobe (The Chronicles of Narnia)

The Lion, the Witch and the Wardrobe (The Chronicles of Narnia)

 

 

第10位は大ヒットした映画「ナルニア国物語 第1章:ライオンと魔女」の原作として有名なThe Lion, the Witch and the Wardrobeです。これが10位に留まるとは意外です。原作は1950年に出版された古典的な児童文学の名著とされているようです。 キリスト教の教義に密接に関係があり、amazonの分類では宗教文学とされています。 The Chronicles of Narnia ナルニア国物語は7部作で、時代順に下の表の順になります。僕はPrince Caspianを読みました。

題名刊行年レビュー数
The Magician's Nephew 1955 571
The Lion, the Witch and the Wardrobe 1950 2879
The Horse and His Boy 1954 308
Prince Caspian 1951 259
The Voyage of the Dawn Treader 1952 282
The Silver Chair 1953 206
The Last Battle 1956 236

こういったシリーズ物はBox Setとして販売されており、全部揃えるなら、送料を出してもお得です。

http://www.amazon.com/Chronicles-Narnia-Box-Set-Lewis/dp/0061992887/ref=sr_1_3?ie=UTF8&qid=1392469281&sr=8-3&keywords=narnia

 

 

第9位 レビュー数:2958 評価平均:4.8

The Mark of Athena (The Heroes of Olympus, Book Three)

著者:Rick Riordan (米国) 出版年:2012年

ジャンル:ファンタジー、アクション

対象年齢:9歳以上

 

The Mark of Athena (Heroes of Olympus Book 3)

The Mark of Athena (Heroes of Olympus Book 3)

 

 

ナルニアを上回ったのが現在刊行中のシリーズ物、 The Heroes of Olympusシリーズの第3巻、The Mark of Athenaです。評価平均は4.8と絶大な人気ですね。

ギリシャ神話をモチーフにした7人の半神の冒険物語のようです。

題名刊行年レビュー数
The Lost Hero 2010 1503
The Son of Neptune 2011 1439
The Mark of Athena 2012 2960
The House of Hades 2013 2516
The Blood of Olympus 2014予定  

 

第8位 レビュー数:3,278 評価平均:4.8

Wonder

著者:R. J. Palacio (Author) 2012年

対象年齢:9歳〜12歳

 

Wonder

Wonder

 

  

顔に奇形を持つ以外は「普通」の小学5年生の少年が主人公の小説。主人公自身と周囲の人達の視点から語られる形式になっているそうです。

とっても読みやすく、楽しい。ヤングアダルトはもちろん大人にとっても良い本ですね。Diana Gemma

 

この本は親切ということ、意図せずに、また知らないうちに他人を傷つけてしまうことがあることを教えてくれた。 Sadie M Groberg

 

この本は素敵な、素敵なストーリーです。Auggieに恋してしまいました。何て素晴らしいキャラクターなんでしょう。 Miss E

 

第7位 レビュー数:3816 評価平均:4.6

Holes 

対象年齢:8歳〜

著者:Louis Sachar  2000年

 

Holes

Holes

 

 英語多読で定番のHolesは第7位でした。amazon.co.jpの児童向け洋書では絵本を除いて第1位。カスタマーレビューも多いです。

無実の罪で矯正施設に収容され、炎天下で穴を掘り続けるという作業をさせられる少年が主人公。

 

第6位 レビュー数:4534 評価平均:4.3

The Giver (Giver Quartet)

Lois Lowry (Author) 1993年

ジャンル:SF

 

The Giver (Readers Circle (Laurel-Leaf))

The Giver (Readers Circle (Laurel-Leaf))

 

 

こちらも英語多読の定番の名作。本ブログでも取り上げました。

The Giver, Louis Lowry - namjun's blog

レビュー数の多さに比べて低い評価平均の一因はラストシーンにあると思われます。7年後のGathering Blue、それから4年後のMessengerの出版はその疑問に答える意味もあったのかなと思います。3部作完結の予定だったのが、また未完結なストーリーで、さらに8年後にSonが出ています。

題名刊行年レビュー数
The Giver 1993 4534
Gathering Blue 2000 518
Messenger 2004 345
Son 2012 419

Wikipediaに詳細があります

The Giver - Wikipedia, the free encyclopedia