図解Flashcards Deluxe〜手書きモードを使って漢字の書き取り練習をする。
パソコンでタイピングしかしないから、だけではないのでしょうが、年々漢字が書けなくなっていきます。手書き入力アプリを使うと、漢字の書けなさ具合に愕然とします。デジタルのせいで忘れた漢字はデジタルで取り戻しましょう。Flashcards Deluxeはそのための強力なツールかもしれません。 図解Flashcards Deluxe 目次
Flashcards Deluxeには自分で書いて学習するモードが2つあります。ひとつはタイプするSpellingモード、ひとつはパレットに手書きするdrawingこれを使って、漢字の書き取りをするという事を紹介します。
(1)問題の作成
まずは問題づくりから。正解となる覚えたい漢字をリストアップします。
次の例は漢字検定3級の過去問題から抜粋したものです。下線部分の漢字を書き取れるようになることをめざします。
パソコン上では簡単に変換できますが、書くことはできるでしょうか?
喫茶店
派遣社員
疑惑の目で見られる
墓穴を掘る
次に問題を作ります。
漢検のように書き取り部分をカタカナで書くとはっきりします。
キッサ店
ハケン社員
ギワクの目で見られる
ボケツを掘る
Excelで、つぎのような構成の表を作ります。
Text 1 | Text 2 |
キッサ店 | 喫茶店 |
ハケン社員 | 派遣社員 |
ギワクの目で見られる | 疑惑の目で見られる |
ボケツを掘る | 墓穴を掘る |
コピーしてテキストエディターなどに貼り付け、タブ区切りテキストファイルとして保存します。
このファイルをカードデータとします。
カードを確認します。
Side 1の「キッサ店」が表示され、タップするとSide 2の「喫茶店」が表示されます。
(2)手書きモードの設定
Pen Width ペン幅、
Pen Color ペンの色、
Background 背景を設定できます。
パレットツールの消しゴムボタンの表示(Show Eraser)
取り消しボタン の表示(Show Undo)のON/OFFを設定します。
Full Screen 全画面表示
Double-Tap to Clear ダブルタップで消去する の設定もあります。
(3)書き取り練習のしかた
このようにDrawingモードにすると、カードの下半分に手書き用のパレットが現れます。
ここに指またはスタイラスペンを使って、答えの漢字を書いてみます。ん?なんか違う?
上の部分(キッサ店と表示されている部分)をタップして、カードをめくり、答え合わせをします。
Eraser 消しゴムアイコンを一回タップすると、手書き文字が全て消えます。
答えを見ながら、書き直します。
上の部分(キッサ店と表示されている部分)をタップして、カードをめくり、答え合わせをします。
Eraser 消しゴムアイコンを一回タップすると、手書き文字が全て消えます。
答えを見ながら、書き直します。
スワイプして、次の問題に進みます。
(書けたら上スワイプ、書けなかったら下スワイプ)
真ん中のUndoボタンを押すと、一筆だけ入力取り消しになります。
下の鉛筆アイコンをタップすると、手書き文字パレットの表示のON/OFFを切り替えられます。
他の暗記カードアプリ・webサイトには無い、優れた機能です。