理研の石井委員長の「改ざん」について同情しています
理研の石井委員長の「改ざん」について捏造ではないかと話題になっています。
ルール的にはNGではありますが、悪意がなくても、そうせざるを得ないケースもありますよ、という話です。
1. A〜Fの遺伝子について研究している。
2. A〜Fの遺伝子について実験をして、これを電気泳動という方法で結果を分析します。
3. また、基準として、「分子量マーカー」を端にします。
4. さらに、A〜Fについて対照実験A’〜F'をします。
まず、この時、A, A’、B,B’,と並べて分析するか、
A, B, C, D(下の図)と並べて実験するか迷います
また、A〜Fをどのように並べるかという事で悩みます。
これは並べて、電気泳動をしてみるまで結果がわかりません。
そして問題なのは、、他の実験結果との関係で、
B, C, Eは論文に載せたいのだけども、D’は不要だというケースです。
そして困ったケースは、サンプル量の関係でやり直しがきかない。
サンプルはもう無い。
この場合、B, C, Eのデータだけ発表するためにはどうするか?
ノイズにしかならないA、Dのデータは取るべきでしょう、」
そうなるとC, Eの間を切り取って、Dを削除します。
合成ではないですよというためには、間を空けることになります。
しかし、間を空けると基準の分子量マーカーや電気泳動の条件が違うと解釈されます。じゃあ、並べて見ると、
あれれ?捏造ということになっちゃいます。
ルール的にはNGではありますが、悪意がなくても、そうせざるを得ないケースもありますよ、という話です。
1. A〜Fの遺伝子について研究している。
2. A〜Fの遺伝子について実験をして、これを電気泳動という方法で結果を分析します。
3. また、基準として、「分子量マーカー」を端にします。
4. さらに、A〜Fについて対照実験A’〜F'をします。
まず、この時、A, A’、B,B’,と並べて分析するか、
A, B, C, D(下の図)と並べて実験するか迷います
また、A〜Fをどのように並べるかという事で悩みます。
これは並べて、電気泳動をしてみるまで結果がわかりません。
そして問題なのは、、他の実験結果との関係で、
B, C, Eは論文に載せたいのだけども、D’は不要だというケースです。
そして困ったケースは、サンプル量の関係でやり直しがきかない。
サンプルはもう無い。
この場合、B, C, Eのデータだけ発表するためにはどうするか?
ノイズにしかならないA、Dのデータは取るべきでしょう、」
そうなると、
C, Eの間を切り取って、Dを削除します。
合成ではないですよというためには、間を空けることになります。
しかし、間を空けると基準の分子量マーカーや電気泳動の条件が違うと解釈されます。
じゃあ、並べて見ると、
あれれ?捏造ということになっちゃいます。
改ざんかどうかは、最初の写真を見ればわかる訳で、石井さんの場合は実験ノートで示しています。
O氏の時に、「疑わしきは罰す」で行ったので、自らの首を絞めることになってしまったなあ、という感想です。