namjun's blog

”研究で一番大事な事は工夫すること”

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北海道方言(1)

僕は札幌生まれで高校+1年まで札幌に居ました。大学から東北に移り、今まで東北で暮らしています。

 

東北での生活の方が長いのですが、なかなか自然に東北弁を話す事はできません。やはり周りが気を使っていて、もろ地元の方言で話しかけられるという事が無いということも方言習得ができない原因かもしれません。若い人の使う言葉ならリスニングはできますが、スピーキングは流暢にできないというレベルです。

 

かと言って、関西出身の人とは異なって、生まれ故郷の言葉で話す訳ではありません。職場でも、妻も全く別の土地の出身なので家庭でも「標準語」で話しています。「先生はどこの出身ですか?」と聞かれるのは、話し言葉がニュートラルなためでしょう。

 

最近、札幌で旧友と話す機会があったり、親戚と電話したりする中で、あるいは、探偵はバーにいるのような北海道舞台の映画を見たり、今回のガスボンベ事件のようにニュースで札幌の人の話すのを聞いた時に感じることは、北海道弁に対する違和感です。

 

「〜でないかい。」「〜しょ」「〜だわ。」

とか、僕も高校生の時は使ってたのかなあ?

という不思議な感じがします。

 

しかし、一方で僕が標準語だと思っていた言葉でそうでは無いものもあるらしいです。これは次男に指摘されたりします。

 

「コーヒーをいれる」「椅子を持ってきて」と僕が言うと、微妙な空気が流れます。

最近になって、「コーヒー」のコ、「椅子」のイにアクセントを置くのは北海道方言だという事を知りました。

それまでは、「コーヒー」のコ、「椅子」のイにアクセントを置かないのは、東北の方言だと思っていました。

他の人が聞くと、変なアクセント、言葉を使っているのかもしれません。

 

このGW、札幌で寮暮らしを始めた長男が一ヶ月ぶりに帰ってきて、寮の事、学校の事を話してくれました。「なまら」と「なんまら」の違いを弟に話していました。

そして、「〜なんだわ。」と話すのを聞きました。

内地出身者が少ない寮で、彼は3年間、みっちりと北海道弁を学ぶことになるでしょう。