namjun's blog

”研究で一番大事な事は工夫すること”

 記事一覧   macのアプリ活用法   i手帳活用法   Flashcards Deluxe   英語多読   工業英検   ブログのこと   もうひとつのブログ

「弱くても勝てます」の小田原城徳高校はどのくらい弱いか?

先週に引き続き、テレビドラマ「弱くても勝てます」について書きます。

 

前回は最初の方を見てなかったので気が付きませんでしたが、生物の研究者、成り行きで高校野球監督って僕と同じ経歴でした。全国に5000人高校野球の監督が居るわけですが、生物学専攻の博士号持っている監督って、いないんじゃないかなあ。独創的な指導をして、部員の反発を招いたところも同じかな。そういえば、新聞社から取材を受けたこともありました。

 

僕が指導した野球部は、小田原城徳高校よりは偏差値は数段低いですが、野球のレベル(白尾君除く)はかなり高いのですが...

 

というか、小田原城徳高校弱すぎ。高校野球では数々の弱小校を見てきました。野球部員3名+助っ人6名というようなチームもありましたが、小田原城徳のレベルは見たことがないです。助っ人でも白尾君くらいのバッティングフォームでバットを振ります。

野球経験者設定の白尾君のバッティングフォーム、赤岩君のピッティングフォームくらいが、かなりの弱小校の選手の助っ人レベルなので、混乱します。いや、1回表で試合が終わる位のレベルとしては納得いきます。

 

ユニフォームの着こなしがだらしなかったり、長髪だったり、「来るな、来るな」と思っていたりする所は結構、リアルではあります。最弱校だと、そんな感じです。白尾君と赤岩君は坊主にするべきでしたけど。

 

今日のテーマは青志監督が部員に「俺は...俺は....」から「俺が、俺が」という意識にさせるというテーマでした。

野球は団体競技ですが、打席には平等に入り、正面に打球が飛んだときはその選手が取らなくてはいけない、個人競技でもあります。自信がない選手を「俺は...俺は....」から「俺が、俺が」という意識にさせるという事は最重要で、難しいことであるというのは感じています。

野球がうまくなって、うまくなったから「俺が、俺が」となれるのではなく、「俺が、俺が」となる方を先に持っていくという青志監督の指導、「あり」だと思いました。

城徳高校の実力で、あれほど声が出るチームってないんですよねえ。

 

しかし、キャッチボールができないあのレベルで、グランド練習週3時間で、どう野球をやっていくのか、今後の展開が心配ではあります。青志監督の野球経歴もミステリアスです。

 

それから、ドラマを見て、疑問に思ったことが一つあります。

有力校から声がかかり、メジャーリーガーを目指している白尾君。

なぜ、サードなんでしょ?

ピッチャーとキャッチャーは投球、送球を捕れる選手がいないから駄目という設定でしたっけ?

中学でサードだったのでしょうけども、一番うまい選手はショートと相場が決まっています。いや、他にまともにボールを捕れないなら、内野は駄目でしょう。ピッチャーも軟投派でしょうから、強打して打ち損じの外野フライを捕るというのが、一番アウトを捕れるのではないかと思うのですが。

 

僕が監督なら、白尾投手、赤岩捕手にします。