あなたの夢は何ですか？

高専では学生の就活真っ盛りです。そして、高専教員は就活指導真っ盛りです。

就活といえば、エントリーシート。これを書くのはしんどいけど、添削する教員もしんどいです。

たとえば、「あなたの仕事上の夢は何ですか？」という問題が出たりします。

学生は「現場のリーダーになって、指導をしたいです。」と書いてきました。

それって、ちっちゃくないか？ここは、「社長になって、会社をもっと大きくしたいです。」的な事を書くところじゃないのか？

学生「じゃあ、工場長になりたいです。」

僕「でも、工場長が「こうしたい」と考えても、社長がうんと言わなきゃ、できないよね。なら、社長になればいいじゃん」

学生「いや〜社長はちょっと...自意識過剰だと思われるんじゃないですかね？」

僕「うん。自意識過剰だと思われるかもね。でも、この設問って、夢を語れるかどうかどうかという問題なんじゃないかな？野球少年はみんなメジャーリーガーになりたい！っていうでしょ。君はメジャーリーガーになるより、ずっと、社長になる可能性が高いと思うよ。」

学生「そうすっかね。でも、社長になりたいというと、面接の時、この会社をどうしたいか？とか聞かれても困るんですが..」

僕「いや、来年社長になりたいと言ってる訳じゃないから。これから現場を経験して考えていきたいでいいでしょ。いや、もっと会社の事、勉強しとけよ。」

学生「う〜ん。じゃあ社長にしておきます」

僕「社長になるつもりでいたら、下っ端の時から、色んな事に気が付いて、努力して、きっと、社長になる確率が高くなると思うよ」

という展開になったけど、

これで良いのだろうか？

僕は研究ならノーベル医学生理学賞をもらってみたいし、

授業ならカリスマ教師と言われたいし、

ランニングなら福岡国際くらいに出たかったし、

ブログならアルファブロガーになってみたいのですが。

namjun's blog